2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ツルゲーネフ『はつ恋』

はつ恋 (新潮文庫)作者: ツルゲーネフ,神西清出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1952/12/29メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 31回この商品を含むブログ (77件) を見る「王女さま」にひれ伏す「青春」のはちきれそうな時間と、その終わり。 そのまわりには四…

広井良典『グローバル定常型社会』

グローバル定常型社会―地球社会の理論のために作者: 広井良典出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/01/22メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 15回この商品を含むブログ (16件) を見る「定常型社会」という未来社会のコンセプトを提唱する広井氏独自の視…

「城の中」と「城の外」

『斜陽』のpodcastをたのしくきいている。 あなぐらにこもりたい。 神楽坂で飲んだらものすごい出費になった、後悔している。

想像上のロジスティックス。

このごろ仕事を探すために東京各地を出歩いているのだが、説明を聞くたび「人に使われるだけじゃん」と萎え、全くやる気が起こらず、体裁よく音響効果をまじえた映像を見せられると、途端にうるうるして感激の辞をのたまうたくさんのBoys & Girlsに出くわし…

幻燈のいろは?

「捨てる」「捨てる」と散々やっていって、この結末は、見事。 (http://www.1101.com/BOSE_junk/2008-11-26.html)

佐藤卓己『現代メディア史』

現代メディア史 (岩波テキストブックス)作者: 佐藤卓己出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1998/09/28メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 37回この商品を含むブログ (38件) を見る 「現代の我々が、程度の差は別として、全員、望もうが望むまいが温室の産物…

♪ Music For Airports / Brian Eno

ちょっと危なっかしい言葉の連なりをためしてみると・・・ まず、主観にとっての時間がある。 そして、主観にとっての時間をまとった空間がある。 空間の経験は、主にはそこを横切っていく過程における経験として解釈される。 ということは、目的地はなく、…

村松友視『淳之介流−やわらかい約束』

淳之介流―やわらかい約束作者: 村松友視出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (13件) を見る対談の名手でもある小説家、吉行淳之介の担当編集者(中央公論)だった村松氏の回想録。 小…

水村美苗『日本語が亡びるとき』

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/05メディア: 単行本購入: 169人 クリック: 12,657回この商品を含むブログ (459件) を見る「普遍語」としての地位を確立したかにみえる英語に対し、現在の日本語…

北村薫『スキップ』

スキップ (新潮文庫)作者: 北村薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1999/06/30メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 257回この商品を含むブログ (219件) を見る17歳の女の子がタイムスリップしちゃう話。 それも過去にではなく、25年後の未来に。 それも単なる…

CCTV炎上。

コールハースのCCTV Annex(北京・建設中)が燃えたらしい。 2週間も前の大事件を知らずにいるって、恐ろしい。 情報のアンテナの張り方、考え直さなきゃな。

ひりひりした。

悪夢を見て目が覚めた。かぜひいたかも。 玉子焼きをやわらかく焼く方法はないものか?

日銀、社債買い取り1兆円

(http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090220AT2C1902319022009.html) なんか、すごいことになっている。今の政策メニューを挙げると・・・ ・当座預金への金利付与 ・米ドル資金供給 ・CPの買い取り ・社債の買い取り ・企業金融支援特別オペ =○=

Message...

自分が社会の邪魔者なのでは、という意識はすごいある。 たとえば路上生活者の場合、新しい仕事を見つけるまでの期間はわずか1ヶ月しか与えられていない。 (http://www.moyai.net/modules/m1/index.php?id=6&tmid=25) 今週末に迫ったTOEFLのために、シェイク…

鹿野嘉昭『日本の金融制度』

日本の金融制度作者: 鹿野嘉昭出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2006/07メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る日本の金融業界、どこの業界が何やっているか、その全貌が500ページにまとまっている。 債権レポ取引市場とか…

仙台の8時間。

日帰りで仙台に行ってきた。出張的な何か。 午前中に予定が片付いたので、牛タン→宮城県美術館→仙台二高→街をぶらぶら→松島→牛タン→帰る、という行程。 このごろ暗い世相に打ちひしがれる日々が続いたので、しばらくぶりの小旅行は、ほんとうに短い時間では…

♪ The Longest Day MARCH(1962) / Mitch Miller

Many men came here as soldiers Many men will pass this way Many men will count the hours As they live the longest day Many men are tired and weary Many men are here to stay Many men won't see the sunset When it ends the longest day The lon…

月の砂漠。

変な夢を見た。 どっかの部室かなんかで、その辺に置いてあったチョコを勝手に食ってしまい、おんなのこチームから一斉に非難される夢をみた。

中谷巌『資本主義はなぜ自壊したのか』

90年代末、規制緩和による構造改革を大きな声で唱えていた中谷氏が「転向」したらしい。 どこかで聞いたような話が続くが、現象をあざやかに分析する筆者一流の筆の冴えもあり、いくつか大切なことが書いてあった。 平岩委員会で活動をしはじめてからという…

『新しい郊外の家』

都心で建築事務所をやりながら房総半島に住み替えてしまった人の体験談。 個人的に今やりたいなぁと思っているのが、仲間うちで海の家を建てて、そこを共有できたらな、というプラン。 ぼんやりしたり、話したり、散歩したり、楽器やったり・・・ 法律的に権…

雨に唄えば。

詰まらぬ事に時間を削られてしまひ、暮色に染まるまちを陰惨な気持で塗り潰したまま地下道を降った。 他人の詰まらぬ身の上話の相手をする、そこに「希望」の片鱗を探す、それだけで恐ろしい勢いで時間は埋まってゆくものを、往きかえりの時間はさらに長く感…

空耳。

わかりにくい声で、歌う。 わかりにくい声で、歌う、誰かのうたを聴く。自分の深層心理を映して、何とでも聴こえてしまう空耳の世界。 何度でも、繰り返して・・・

・厭世。 おぞましさは下水道に乗って流れてゆけばよい。 パリの人間は年じゅう忙しそうな面をしてるがね。ほんとは、朝から晩まで、ぶらぶらしてるだけさ。その証拠に、暑かったり寒かったり、散歩に向かん日になると、さっぱり姿を見せん。みんなすっこん…

・未来を作るプロジェクト。 先輩のはからいでとても面白い集まりに同席させていただく。 環境ビジネス、ということで自分としてはけっこう未知の領域だったのだが、参加者の質も高く、良質な議論に出会えた。 僕はそれこそ金融まわりの浅はかな知識しかない…

(バークリーの)音楽史の授業で、白人女が講師だったことがある。教壇で彼女は「黒人がブルースを演奏する理由は、貧しくて綿花を摘まなければならないから、悲しくて、その悲しみがブルースの根源となった」みたいなことを言った。 冗談じゃない。オレはすか…

主観にとっての時間とは、気分の連なりである。 やすっちい言葉の濫造。に抗って。 =○= 1つには、読むべきものがたくさんあり、それにあふれるばかりの健康は、無理にも引き止めなければ、若々しくも香わしい外気の中にとびだして行こうとする。 ぼくは、…

♪ Sonic Youth / Silver Rocket・ジュンパ・ラヒリ。 個人的にいちおしの作家。 (http://d.hatena.ne.jp/rengejibu/20080725)

・みんなが同じ説話を・・・今日はよかったな。 なぜ人はものを書くのか、といえば、それはもしかしたら、口下手だから、かもしれない。 人と話をするのが苦手だ。気の利いたこというのは大変だ。 人間の認識の進歩って、どこから出てくるのだろう。 案外進…

♪ Spitz / ハネモノhttp://www.irwebcasting.com/090202/06/262c4c5070/main/index_hi.htmhttp://www.irwebcasting.com/irforum/

・OTONA。 生命保険の営業やるくらいならニート続けるわ、というところで、友人と異例の一致。 (http://www.glico.co.jp/otona/cm.htm) よーするに、「カツオ君」になるか「タラちゃん」になるか「イクラちゃん」になるか。 どれにもなりたくないわけなのだ…