水村美苗『日本語が亡びるとき』

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で

「普遍語」としての地位を確立したかにみえる英語に対し、現在の日本語の表現力はだいぶ衰えてしまっている。
ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』を下敷きにして、明治期の格調高い日本語の復権を唱える。
結局、「学校ことば」がわるい、ということになるのか。