#125 話し言葉と書き言葉

話し言葉と書き言葉。何かまとまった話を伝えたり、ぼんやり思ったことに一気に形を与えるときは、調子の良さが大切。流れるようなしゃべり。落語。話し言葉。しかし、それはときどき口から出まかせになる。音の調子の良さで数字や順番を変えたり、人の相槌に適当にうなづいて事実と違うことを喋ったりする。嘘つき。だから、ときどき、疑い深くなって、人に話したことを書き言葉にまとめる作業が要る。