#63 夢の秋元康ロボット!

1

【 世界的権威レイ・カーツワイルが、グーグルで目指す「究極のAI」 】
http://bit.ly/18e9knT

「企画書ロボット」「物語作家ロボット」「プロデューサーロボット」「ひらめきロボット」「秋元康ロボット」「起業家ロボット」のようなものは、作れるだろうか?

2
素人の考えで思いつくのは、人々の感情や社会の状態をいくつかに(「うれしい」「かわいい」「かなしい」「はらだたしい」とか。連続的な量として?)分類して、それといろんな固有名詞との関係を、関数としてコンピュータに与える。コンピュータはネット上のアクセス履歴から関数をたえず修正する..といった仕掛けかな。

3
これを使うと、「話のネタを教えてくれるソフト」のようなものはカンタンに作れるだろう。
たとえば営業マンが、初対面のお客との営業トークの進め方に悩んだとき、相手個人についてのネット上の情報から趣味を割り出してフリートークのネタを教えてくれて、相手集団についてのネット上の情報から潜在的な需要を割り出して何を売り込めばいいかを教えてくれて、最適な営業トークの進め方を教えてくれる、というような。

4
他には「あなたの好きそうな動画や小説や飲食店や何やらのモノを紹介してくれるサービス」とか。今のAmazon のオススメは「これを見た人はこれも見た」という履歴だけを手がかりにしているが、これからは、あるモノと別のモノとの共通のキーワードを(連続量で?)割り出すようになるかも。

5
まとめると、「俺の興味の中心にアンテナを、触角をピンと立ててくれる機械」これができたら俺も使いたいなあ...
今はSNSにしてもRSSにしても本屋巡回にしてもテレビ録画にしても、人力でアンテナを設営してる状態だから。

6
世の中の「よい行動」とされているものには、「おもしろい」と「役に立つ」という2つの性質がある。
新しい結びつきを考えるのが、よい仲介者ということになる。

1. Aにとっての「おもしろい」とBにとっての「おもしろい」を結びつける行動
2. Aにとっての「おもしろい」とBにとっての「役に立つ」を結びつける行動
3. Aにとっての「役に立つ」とBにとっての「役に立つ」を結びつける行動

これらは貨幣的・非貨幣的に結びつけられる。
よい仲介者という存在。これを自動化したい。