ロビンソン


だれか海外の日本人学校の先生にならないかな。
現代ではない時間を生きることのできる稀な職業。
どこか南の大都市の郊外で、少年少女に理科をおしえながら、休日には人類学や現象学宇宙論水村美苗を読むような人*1の書くものをよんでみたい。
というのも、これまで生きてきて会った人々のほとんどに対して、基本的に親しみや連帯感や魅力といったものを感じたことがないし、機会があって何か話をしてみても、おもしろい、わくわくすることはほとんどなく、どんどんすりへっていく、という実感があるから。
ただしこちらから会いたいひとはいる。
・・・というところで思い出したのが、小学校のときのリサというオハイオから来た転校生だった。
15歳からあとは知らない。何してんのだろうか。
そいえば、最初にいわゆる手順を踏んでつきあったのもまた、少女時代をミシガンで過ごした人だった。
まだほとんど女子高生だったあの人は山田詠美とか村上春樹とか好きで、いかにもアメリカから帰ってきたような人だった。
むろん、アメリカやシンガポールやグローバリゼーションが好きなのでは全然ないけど。それはつまり現代だから。
*2
まあ気分だけ、ビリヤニと海南風チキンライス作ろう。うまいやつ。

*1:前衛家の吉田アミさんがものすごく思索的になったような人柄を想像する。

*2:みんなが車にのれて幸せ、みたいなのを追求すると、結局こうなる。型どおりの単純労働と型どおりの気晴らし。空虚。 http://maps.google.co.jp/maps?q=%E8%B1%8A%E7%94%B0jct