・Experience #1
先輩のやってる芸大の卒展を見に行った。
似たようなマテリアルを使っても表現内容は人それぞれで、「個性」というか「経路依存性」というか、それぞれの作品の違いが明瞭だった。
=○=
・Developing!
不動産デベロッパーで働きたいと言ったら親に叱られた。
どうやら地上げ屋と勘違いしているらしい。まぁ要するに地上げ屋なのだが・・・
=○=
・Do Androids Dream of Interpersonal Communication?
新しいことを思いついた。
明日あたり建築家が作るようなスケッチを描いてみましょう。
秋に行われるいろんな大学の学園祭(三田祭早稲田祭?)にて、部屋借り切ってバーテンダーやりたい人、コラボしませんか?
コンピュータが「空気」を読めるようになったら、コンビニでもボウリング場でも、その場にぴったりの音楽を流してくれるはず。
キーワード:確率過程、学習、クロード・シャノン隠れマルコフモデルファジィ制御ベイジアンネットワーク、マルコフ連鎖自然言語処理、構造文法と生成文法オートポイエーシス・・・
=○=
・ゴングール。
子供の頃から、「年金ポスター」みたいなものに応募するやつの発想がわからないのだが。
経済とか統計とか、日本人ってレベル低いよね。
作用には必ず反作用があって、物事を一面的に把握してしまうと多くの問題が抜け落ちる、ということがわからないんじゃないのか。
(http://www.sia.go.jp/~nagasaki/nenkinnkyouiku/4%20nenkin-konkuru/nenkin-konkuru.html)
(http://www.sia.go.jp/topics/2008/pdf/n1110.pdf)
高度成長時代には、誰もなーんも考えなくても豊かに希望を持って暮らしていけたのかもしれないね。
いや、そんなことはなかろう。
インターネットがなくて情報がうまく回らなかったから、という気もする。
正月に親類の家に行ったのだが、中学校のサッカー部には未だに「連絡網」なるものがあるらしく、雨天中止の連絡とかこんな方式でやったら大変だろうな、と思った。
監督から並列でつながった4人から始まって、それぞれ8人が直列で並んでいて、最後の人が監督に電話して、終わり。
いちばん遅い系統で、受信から発信まで1つのプロセスにつき5分かかるとして、5×9=45分。たいへんだ。
携帯持ってる人にはメーリス回して、持ってない人&一時的に使えない人には電話したら楽なのにね。
自動で一斉に電話がかけられる仕組みって、ないだろうか。
まずは通話料が安くならなければ、なのだが。
今は他社との回線接続料が高留まり(いくらか忘れた!)しているから問題で、しかし寡占状態でケータイ全社が足並みを揃えている状況では、どのケータイ会社にも動くインセンティブはないな。
制度の整備は進んでいるようなので、今後MVNOがどうやって市場参入を果たすかによるけれど。日本通信とか。
(http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200901090015a.nwc)
なるほどね、家電量販店から攻めるか。
(http://www.bmobile.ne.jp/personal/shop/shop.html)
=○=
・ネット中毒。
関係ないが、生活保護の受給資格に「インターネットやってたらアウト!」みたいなのはあるのだろうか?
ネットで調べても公式な基準がさっぱり分からん。
きっと地域によって全然違って、たとえば北九州に行くとやたら取りづらかったりするんだろうな。
そういう情報ってあくまで噂のレベルだし(情報の非対称性)、「おいしい」噂が立って受給者が殺到すれば自治体はすぐ方針変更できるはず(逆選択への対応が早い)で、それに比べて人の移動ってそんなに弾力的にはできないだろうから、結局、運次第で受給できたりダメだったりして、不公平感が日本中にだらーっと広がっているのだろう。
それって、どうなの?
こういう法と社会の距離感って、何なのだろう。
と同時に、全部の自治体の実態を調べたら都市経済学あたりではかなり面白い結果が出そうだ。
地方公共団体の間における、公共サービス水準の波及効果の動学的分析、というか。漠としているけれど。
公立保育園の月額料金とか、もう少しわかりやすいデータを取ったほうが無難か。
・・・なんかもう、研究終わってそうだな。
=○=
・広ク会議ヲ興シ・・・*1
インターネットといえば、たとえばこちらのほうが、広く輿論を集めるにしてもやり口が余程まともだ。
(http://mainichi.jp/select/biz/katsuma/crosstalk/2008/10/post-2.html)*2
年金に関しては、保険方式か税方式か、賦課方式か積立方式か、というあたりが論点なんでしょ?
夏休みヒマなら、小学生、審議会のサマリーでも作ってみてよ。
(http://www.mof.go.jp/singikai.htm)
しかし、内容がこれだけ多いと、どこを読んだら内情がわかるのか、杳として得体が知れない。
さまざまな審議会たち。
(http://www.mof.go.jp/singikai/zaiseseido/tosin/zaiseia201126/zaiseia201126.htm)
(http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/index.html)
(http://www.mhlw.go.jp/shingi/index.html#hoken)
誰か見方を教えてください。できれば春から霞ヶ関のかた。パワーバランスとか。
それって、実際とてもコンフィデンシャルな情報だろうけど・・・

=○=
小三治のマクラ。
ま・く・ら (講談社文庫)
年金問題って、「身の回りの出来事」として語り起こすか「マクロ経済問題」として説き起こすかによって、話の道筋も結論も全然違いそうだな。
そんなことを、昨年末の柳家小三治の落語会で、社会保険事務所での顛末をマクラにしたものがどうしても聴けなくて、しんどかったな、その理由が今更わかった気になった。

*1:全然関係ないが、「五箇条の誓文」って旧字体+カタカナだったわけでしょ。こういうの時系列&古文書の画像&それなりに詳細なキャプション付きで公開してくれるページないだろうか?調べるのがものすごく面倒だ。

*2:経済の話って、こうやって文章で書かれると読めなくなっちゃうんだよね。図と表と数式で書いてくれたほうがありがたい。とはいえ、可視化できるのは3次元までだから、それを超えた次元を捨象してしまうことになる。そして、こうした図式化の問題を指摘したのが二クラス・ルーマンらしい。