・クリスマスレターと年賀状
某所からクリスマスレターが届いて、なぜかほかほかと、うれしい気持ちになった。
年賀状よりクリスマスレターのほうがうれしい気持ちになるのはなぜだろう。
送ってくれる人が少ないから?
義務感とはちがって好意で(それも折り込み済みかもしれないけれど)送ってくれるから?
=○=
・灰色の都。冬の旅。
もしかしたら銀色かもしれない。
灰色と銀色の違いはなんだろう。
銀山温泉というところが尾花沢にあるらしいのだが、そこに友人と行こうかと画策している。
なーんもせずに、終わった冬の日。
甘酒作って、飲んだ。
=○=
・ドイツ文学。
このごろ気になる存在で、図書館や本屋さんの棚を少しずつ物色している。
元々古井由吉ファンなので、ロベルト・ムージルヘルマン・ブロッホあたりの名前は知っていたのだが。
フランツ・カフカも、トーマス・マンも、あと小説家ではないのだがジークムント・フロイトも、みんな19世紀後半生まれ。

=○=
・現実世界と幻想世界。
なぜだろう。社会不適応かもしれない。
どうしてこんなに生きづらいのだろう。現実世界には新宿にも六本木にも安らげる場所がないではないか。
とはいえこんな日にもきっと、灰色の仕事ならこなせるはず。
これが休日だから困りものなのだ。
ネガティブモード。夢遊病みたいだ。
こういうとき外に出ると無駄に時間とお金を使ってしまうので、「なんとなくだるい」ことを口実にして、家でまんが読んでる。
天使禁猟区』というまんがの1コマに、新宿4丁目の交差点が出ていて、それを見たら途端に息が苦しくなってしまった。
あまり詳しくはないのだが、「花とゆめ」の掲載作品を集めてみたい気持ちにかられる。
登場人物たちの抱える規範意識(有刺鉄線)とか心の傷・・・それと並行して営まれるやや困難な社会生活を描いた作品たち。
もし未来世代に何か貢献できることがあるならば、こういうものをいろいろ手に入る環境を作ってやりたい。
そう、先日上野千鶴子の揚げ足を取るようなことを書いたが、それはとりもなおさず、本郷の文学部に「希望」を見いだす条件がないからではないか。
「学校化」によってなのかなんなのか知らないが、幻想世界の現実世界(金!)に対するこの壊れてしまった絶対服従関係は、どういうことなのか。