・大学における拷問の歴史。
明治大学に江戸時代の拷問器具が展示された博物館があると聞いていったのだが着いたときには開館時間が終わっていた。
拷問器具というと「さすまた」くらいしか知らないが、人類はどれほどの想像力によって、同胞を苛む歴史を作ってきたのだろうか、興味は尽きない。
関連文献を集めようかな。
=○=
・家族の風景。
家計の所得や消費のあり方を分析・カテゴライズする経済モデルが作れないだろうか?
社会学やりたくて経済学部にいる、というこの矛盾。まともに通ってないけど。
こないだ財務3表の「キャッシュフロー報告書」が読めない自分に気づいて愕然とした・・・なんという怠慢。
=○=
・満足度?効用?
自分のあり方に満足するって、どういう状態だろう。
東大ならまぁ満足じゃね常考
それも情報学環、あるいは後期教養がいちばん満足度高いんじゃない?
あるいは、美大芸大の映像の人たちなんじゃない?とか、考えてみたりもする。
とはいえまぁ、何にせよ、いいんじゃないの、自己満足でさ。
人はいずれ大抵の事柄に慣れる。
「お前に本当の幸せを教えてやるぜ」なんてのは、パターナリズムで、嫌だ。
という具合に、ここのところ自分の政治意識に関してリベラリストからリバタリアンへのシフトが進んでいるのを実感する。
ハイエクフリードマンでも読み散らしてみるか。
=○=
・依存。

「先輩って、人生に占める恋愛の比率が低いですよね」

先日言われた言葉が、妙に刺さった。そんなはずは・・・
しかし振り返ると、たしかに、何事にも精神的に依存しないのは自分の本質的な特徴かもしれない。
酒も煙草も普通であれば依存するような年頃からやっているけれど、あとその他いろいろあったけど、それでも別に何かに依存するっていうことは、なかった。
どれも地味に続いているんだけどね、一人っ子気質かな。
しかし同じことを人からされてみると結構難しくて、相手の考えが読みづらくて茫漠とした気持ちになるのは、事実。
せめて人に迷惑をかけない人間になりたい。
=○=
・オートマチック。
先月インターンしていた会社のエレベーターホールの有線放送で掛かっていたMIDIクラシック音楽が、物悲しくて、涙が出た。
何もかも自動化されたら、人間なんか要らなくなるよね。
ぼーっとしているだけが、人間の仕事になるのかな。
機械化・IT化が進むことによって、たとえば畑仕事や炭鉱で働くような「労働」なんてほとんどなくなって、感情労働とか、株をどんぱち売ったり買ったりする仕事ばかりになって(それだってアービトラージで儲けるならプログラム組めば終わっちゃう仕事だよね)、それでも人が自分のことを「頑張った自分へのご褒美(笑)」って思うのは、たとえば映画とか、小説とか、誰かがそんなメディアを通して彼らを認めてあげるモデル(が社会的に広く受け入れられていること)を示すことに成功したとき、なのかな。
=○=
・強欲。
先日あった親類のばあさんが強欲そうなツラをしていてびっくりした。
自分の努力もなしに幸運が続き、謙虚さを失うと、ああいう顔になる。
そのばあさんを見て、うちの母親がうらやましそうな物言いをしていて、たまげた。
母親も、10年後あんなツラになるのかな。
大丈夫、幸運は続かないって。