夜族。

砂族、という詩を思い出した。
夜中に散歩に出かける。
半端なポエジーをにぎり殺して。
=○=
最近エレキギターや携帯やヘッドホンや専門書(と言うには専門性が足りないか...)など新しくて気に入ったものを徐々に揃えている。
別に最高級の品物を集めているというわけでもないのだが、しかし今の自分にとってはどれもこれも完全にオーバースペック。
いきなりストラトキャスター買う必要は、実はあんまりないだろうし、突然QWERTYキーボード付きの携帯を買う必要も、本当はあまりない。
自分の本棚の中身が難しくて困っているというのも滑稽な話だ。
ただね、いいもんはやっぱり長いこと楽しませてくれそう。
自分のペースがゆっくりなので進みが遅いのは仕方ないとしても、進行に合わせて日々少しずつ新しいことに気づくことができる、という状況には、だるい眠いとぼやいているようでいて、実はけっこうわくわくしている。
消費社会に背を向けることこそが自分のスタンスだと思ってきたが、夢をかなえるモノならば、それがちょっとでも実現可能性のある夢ならば、いっぱい抱え込んでもいいような気がしてきた。