・1人で焼肉。
(http://jp.youtube.com/watch?v=kkDO7ZE7F8s)
近頃ひとりで外食することが多い。
カレーとラーメンは飽きた(通人に言わせればまだまだ修行が足らんのだろうが・・・)ので、寿司、焼肉、とんかつ・・・以前より高級なものに凝りはじめた。
別にひとりで行く必要は何もないといいのだが、これが意外といい。
繊細な味わいは、みんなでビール飲んでわいわい騒いでいるときには気づかないもの。
食べるときに食べるもののことしか考えない、という経験。
前世の記憶かなんなのか、何かを食べるときいつも一瞬思い出すことがある。
僕らは旅をしていて、自分たちの村を作るために山道を一族郎党で移動しているのだが、夜になったらテントのようなもので空間を囲い、松明をともし、それから族長を囲み、全員でその日の分け前を食べる。
その間誰も話さない。
ひとりで美食をするとその厳粛な雰囲気を少しだけ思い出すことができる。
何もノイズキャンセリングシステム付きのヘッドフォンを装着する必要まではない周りの話し声が意外と耳障りではあるが、これを続けていけば、ネタによる、部位による、店による、調理方法による、その他いろいろな条件にあわせて少しずつ異なる味が、時間とともに少しずつわかるようになるのだろう。
Heaven?―ご苦楽レストラン (1) (ビッグコミックス)Heaven?―ご苦楽レストラン (2) (ビッグコミックス)Heaven?―ご苦楽レストラン (3) (ビッグコミックス)Heaven? 4 (4)Heaven?―ご苦楽レストラン (5) (ビッグコミックス)Heaven?―ご苦楽レストラン (6) (ビッグコミックス)