ジンジャーエール

おめでとう。
取り乱して。
かなり悪酔いした。
道端で寝転がったり。
羽目を外しちゃった。
スマソ。


=○=


「出ていけ!2度と手前の汚ねぇツラ晒すな!」
授業からつまみだされて、よく浜辺を歩いた。


夢のなかの話。
高校時代の国語教師Kか誰かに「ある色彩感を持ったイメージを何か別の色との対比により形象化せよ」と命令された。

……

「しんしんと降り積む白雪のイメージを『黒』との対比で形象化すると…」
徐々に脳裏にイメージが堆積してはきたものの、「水墨画…」と言ってしまった時点で己の乏しい想像力が露呈し、即座にKから手厳しい叱責(罵倒・糾弾?)を受ける事態を招いた。
鞭で打たれたりして、浮かんだもの全部消えとんでしまった。
結局、夢の中からは鮮烈なイメージを持ってこられなかった。
白雪と「黒」と、その間に遍在する黄緑色…
くすみのない黄緑色…
水玉模様のように…


目覚めたら一気に冷たい朝だった。
国境の長いトンネルを最高速度で走り抜けたような…
おはよう。


=○=


場所取りに置いたカフカの『城』が盗まれた。
さすが経済学部。