2013-06-26 #78 The Hissing of Summer Lawns 日記 1 どこに居住していても、周囲との齟齬感が埋まらぬ。という人は意外と多い。 知り合いが研修医をしていて、名大をやめて地元の医大に入ったのだが、友人がおらず、今も馴染みのレコード屋にかよってジャズ研の友人と会うために、休日ごとに高速道路に乗っているらしい。 第二の故郷。色彩を持たない人生… 2 地上に穿たれた穴と、やわらかい指先。 古いレコードと、なめらかに回る針。 大がかりなハイウェイと、なめらかに回る車輪。 普遍性は個別性を欲しながら、それらを薙ぎたおしてゆく...