#22 パンク

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フォークソングの動画をいろいろ見ていたら、リコーダーを楽しそうに吹いている絵に何度も出くわした。彼女たちは屈託なく学校というものを思い出すことができるようで、じつに気楽でうらやましい。リコーダーと聞いてまず連想するのは、中学のときのリコーダー・テスト。同じ曲をひとりずつ順番に吹いていって、その結果によって成績がきまる。何度やっても、ある場所でどうしても音が裏返ってしまうのだが、相対評価でよい内申点をとらないとよい高校にいかれないと言われて、夜通し練習して、他人の失敗を待ちわびながら自分の出番を待つ、ロシアンルーレットの時間。やがて最後のテストが終わり、やっぱり音が裏返ってしまって、低い成績になることが確定した。帰り道どうにも腹が立って、リコーダーを叩き割ってドブに捨てた。
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ある種の人肌感覚は、端的に言って、さむい。
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札幌へいって北朝鮮ってパンクバンドやりたい。
ノイズパンク。
♪ 北朝鮮 - 貧富 HIMPU 빈부
♪ 北朝鮮 - おっさん OSSAN 아저씨
♪ 北朝鮮 - 無乳 MUNYU 무유방
♪ 北朝鮮 - 化石 KASEKI 화석
♪ 北朝鮮 - 和尚 OSSHO 승려
ほら、曲想がひろがるではないか。
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