本が出てこない

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ロンドン在住のある文学研究者のブログをみて、イプセン『人形の家』を読もうと本の部屋をみたら、これがまったく出てこない。思い立って1分で出てこなくては、わざわざ買った意味がない!
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分類。30冊くらいを1ユニットにして、各ユニットに4-5桁の番号を振って、ユニットごとに格納し、本が増えたら枝分かれさせて、コンピュータでデータベースを作るのが最適か。
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4桁でいいかなあ...日本語で書かれた本(文学作品は別扱い)を1000項目(x30冊まで)以上あつめる可能性はあるが、10000項目(x30冊まで)以上あつめる可能性*1は、ないだろう。 ちなみに今んとこ100項目くらい。ちょろいな...
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今まで現地で、あるいはテレビで見たなかでは、大英美術館とタケイ種苗が、とても見事な分類をしていた。このような「分類」ってテーマだけで、質の高い聞き書きが作れる気がする。三中信宏『分類思考の世界』あたりに通じて、博物学のにおいがする...
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本を分類する話のつづき。本って他のあらゆる商品と同様ふつうは1冊ずつ番号を振って単品管理するのだが、私はある本と別の本のつながりを考慮に入れたい。ここに「書店員が棚を作る」という仕事がある。少なくとも個人の本棚に単品管理は不適切だろう?ってことでユニットごとの分類が最適と踏んだ。 30って数字は、なんとなく扱いやすいとか、「思い立って1分で探し終わる」とか、重さが手頃とか、そんな感じ。

*1:その後、『澁澤龍彦蔵書目録』というすごい本を本屋で見たら、澁澤も本棚に4桁のユニット番号を振っていた。それに3桁の単品管理の番号を振っていて、1冊の本に番号が7桁。