説明してもわからない種類の話

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青山学院とかそのあたりの文系の人に説明してもわからない種類の話。
たとえば・・・
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辞書の定義がループする話。
A,Bという2つの言葉が説明されている辞書があって、「A:Bと同じ意味」「B:Aと同じ意味」とかいてあるとき、Aの意味もBの意味も知らない人は、この辞書をつかっても何もわかんない。
この話を、「AはBに似ている」という、何かを説明するために固有名詞を出すことが一般に意味をなさない、という話と誤解された。それはちがう。
言いたいのは、意味システムの再帰的構造(でいいのかな?)の話だったのに・・・
2
リスクの話。
行動経済学でいう「人間って、得をする話にはリスク許容的、損をする話にはリスク回避的になる」という話。
人をあつめて実験するとわかるのだが・・・
得をする話のときは、「高い確率で小さな得」より「低い確率で大きな得」を選ぶ。
損をする話のときは、「低い確率で大きな損」より「高い確率で小さな損」を選ぶ。
前者は宝くじ、後者は保険に、人々が期待値より多くの賭け金を払うことの説明になっている。
この話を、「人間って得をするのは好きだけど損をするのはきらい」ということと誤解された。
そんな当たり前のことわざわざ言わねえよ。
3
この手の話には何か規則性がありそうだ。