とびうお


小学生の頃は鍵っ子で、夏休みラジオ体操から帰ってきたら父母は出勤して1人になって、テレビの情報番組を見ながら母親の作ってくれた冷めたベーコン入り目玉焼きを食って、気がすむとカブトムシの図鑑とか眺めて、この曲をよく聴いていた。
なーんかな。自分よりずーっと適当に生活してずーっと簡単な地元高校や地元大学に入って、県立高校の教師あたりに収まるやつとか、ざらにいて「普通が一番。まぁ広く浅くって感じなので、ほとんど突っ込んだ話はできません」とかネットの日記でほざいている。あぁあれか、成人式の夜に話してみて「この人たちと話す時間が無駄だ」なんて思わしめた、あの教師どもか。あるいは、あれか。何かの縁ということで中学の同級生5人を実家に呼んだら、下んねぇ自慢話を延々やって他人の家でケーキ食って礼もなく帰っていったあの人たちか。なんて思い当たったりする。そういう見識も好奇心も張りもないやつが延々と再生産されるのが日本の地方なら、そんなの全部沈没して早く消えたらいいと思う。ま、世界中どこへいっても地方なんてそんなものか。シベリアとか見てみたい。