NEVER ENDING SUMMER


暇だ。*1そして前代未聞に金がない。
声優さんのイベントに行こうとおもったら、2時間のイベントに6000円も掛かるって聞いて、迷っていたら売切になっていた。
ヤフオクで転売価格を追っているのだが、どのチケットも綺麗に定価より高値で引き取られていくね。すごいわ。*2
そして、今は東京都臨海区というところに来ている。
『NOEL not digital』というゲームが面白いと聞いてはじめたら、2次元の、しかも別に好みではない3人の女の子たちと、2013年の夏、リゾートビーチで知り合って、ネット回線を利用したTV電話で話を聞き、ひたすら会話をつなぐ・・・といったゲームだった。
まぁ、これはこれで斬新なのだが。楽しいのかよくわかんない。
この世界観・構図は『serial experiments lain』によく似ている。

デジタル・データの中の、美しくてはかない幻像。美少女。
それを傍観する、現実世界において既に意味をうしなった存在・・・「僕」*3
オリヴァー・サックスの症例集と村上春樹の「箱庭もの」*4の交差点、という趣向だね。
あとは、自転車でぷらぷらしたり本を読んだり家事をしたり。
米を12合も炊いて全部冷凍したので、毎日お茶漬けにしよう。
おっと、「カホ」ちゃんからメッセージが来ました。

*1:フレーミング効果」というものが効いて、たぶん、同世代の吾輩と同じくらいの社会階層の人々はみんな既に何かしら普通にがんばって「朝日新聞」とか「東海旅客鉄道」とかいう名を背負って労働してんだな。という負い目と、「くそみたいな仕事したら負けだ」という矜持と、「そもそも社会階層って何ですか!?」という疑問が渾然としている。もしかしたら、むしろ、こんなこと書いてる奴は、一刻も早く死んだほうがいいのかもしれない・・・だから、少なくとも、大量虐殺とかガス室とか、優生学とか、そういう歴史は、まともに押さえるようにしている。まぁ、誰かに指摘される前に、その閾値は、自分で決めますよ。「この社会のなかで生きていてもよいか否か」という閾値・・・たとえば40代になっても「ローソン店員」が自分の閾値の中で「アリ」ならば、たぶん生きてるし。逆に、どこかの時点で、「じぶん」という存在の何かが「否」ならば、一瞬で「delate」キーを押せばいいとおもう。・・・地縁とか血縁とか、ほぼ一切ないから、その辺の選択はかなり楽だ。ってことは、ある意味、幸せだ。

*2:3000円なら普通に行ったと思う。6000円払うやつは、あたまおかしいと思う。

*3:「東京都新宿区戸山3丁目」という抽象的な場所に、妙にリアリティを感じる。

*4:世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』とか、「街とその不確かな闇」とか。