アウトレット

あ、アウトレット行こう!と思ったのだが昼飯にうまいもん食ったら物欲がおさまった。

金がほしいわぁ。親に気兼ねなく金を使って好きなことしたい。
親から電話。우울だ。
子供の養育費が掛かりすぎるから早く働いて返してくれ、とのお叱り。
お医者さんにならなくてごめんなさい。そもそもモータウンには12歳のときから興味なかったのです。残るプロジェクトは、遺産整理か。
平日は仕事して食事してテレビ見て寝るだけ、休日は食事してテレビ見て寝るだけ、という暮らしをしたら、自動車や家屋の維持費、保険・年金、光熱費、食費、医療費など全部込みでも年間支出は100万円いかないはず、と指導を受ける。
うちの親の場合、趣味は皆無だし交友関係も一切ないし、ネットも繋げてないくらいメカに疎いから、ちょっと比較にはならないけど。
しかし、あーなっちゃうと、もはや何が楽しくて生きているのかわかんない。
50歳を過ぎて体を悪くしちゃうと、もう、そんなもんなのかな。
こちらとしては、然るべきタイミングで北海道にうつって、これまでに使った金を全額清算しよう。
そしたら新興宗教でもはじめるのかなぁ。均質空間における孤立と不安。の埋め合わせとしては、きわめて適切な装置だ。
生きることを肯定するためのロジック。または感覚的な納得。希望。そんなようなもの?わかんないや。
栗田有起の『ハミザベス』を読んでいたら、そんなことを思った。