基本的な教養の水準?

マンガやゲームのたぐいは子どもの頃にほとんど禁止されており、そもそも書店もゲーム屋もない農村地帯に育った上、親は全くの無知できょうだいもいなくて、さらに近所に住んでいる同級生とは話が全く合わなかったため*1、僕は元来そういうものに疎い。物心ついてからは、既に少年マンガやTVゲームを楽しむような年代からはずれてしまっていたという理由で、未だ個人的にはあまり馴染みのないジャンルなのだが、ここをちゃんと知っておかないと、いいかげん誰にも相手にされなくなる、という危機感にかられている。知識量からひらめいたアナロジー*2を、もっと上手に使えるようになりたい。

RPG(ドラクエ・FF)
・現代の少年マンガ(『ジョジョ』,『ドラゴンボール』,『鋼の錬金術師』,『ONE PIECE 』,『銀魂』・・・)

*1:小学校の教師などからは精神年齢が高すぎる、素直さに欠ける、とずっと言われていたのだが、当時は意味がわかんなかった。野球などしていたらもっと人並みでいられたのかなぁ・・・思考能力にくらべ、身体能力には幼い頃から劣等感があったから、昼休みとか放課後には野球よりサッカーをやってたな。理由は単純、うまくいったら目立つし、エラーを出してもあんま目立たないから。そのころ野球をやっていたO島くんという同級生が何だかすごい人気があって、ある女の子との仲をとりもってあげたことがある。詳しく語ると小説になってしまうのであれなのだが、そのときの挿話ですごいものがあった。朝、靴箱のなかに手紙が入っていて、興奮しながら誰にも見られないようにランドセルの中に入れ、昼休みに人気のない屋上庭園のようなところまで行って、ひとりで開封して中を読むと、「放課後4時に体育館裏に来て ユカ」みたいなことが書いてあって、その日の授業はうわの空、のぼせたようになって4時にそこまで行ってみると、「実は・・・私、O島くんのことが好き。彼にそのことを伝えてほしい」と言われたときの、あの感じ。あれは・・・あれは、もはやどういう反応をしたらいいのかわかんなかったし、今でも同じ状況なら同じように狼狽するんだろな。・・・考えてみると、今に至る「ヘタレ」なメンタリティは、もしかしたら当時形成されて、そのままこじらせてしまったのかもしれない。成人式のときに会ったときは看護学校をやめて駅前のキャバクラで働いていたユカちゃん、今どうしているかなぁ・・・

*2:メタファーとかアナロジーとかアナトミーとかレトリックとか、このへんの定義が自分の中でごちゃごちゃしていて不快だ。