過去と未来。

Guilt is retrospective; responsibility is prospective.

電車で向かいの席だったひとの目を瞑ったときの表情が昔の・・・何でもない。
気づいたら自分の降りる駅を通りすぎちゃって、もう都内から出ていた。
街をいろどるやさしい光が高架線の向こうに見えたら、そろそろ、僕らのおうちだよ・・・みたいな何か。
女の人が降りた駅で、知らん振りして僕も降りて、10分待って反対列車でかえってきた。
急にやってきた秋の匂いがつらいので香水をつけてみる。
日が暮れそうな大きな公園でぽつねんと、夕焼けを見ているのはたぶん、真っ黒く日焼けした中学生くらいのときの情景で、大学になって世田谷にいたころの、西の空に太陽が沈むときの孤独な気持ちと混ざり合って、なんか変なことになっちゃってる。
小田急線の豪徳寺のあたりから世田谷線の線路をわたって、宮坂駅のほうまでくだる長い下り坂を思いっきり自転車でくだったら、夕焼けが見えて「あぁ・・・」ってなる。