風景が?

都市空間のなかにある視覚現象を、ある主体が自分とは異なるものとして把握するとき、そこに見えるものを、「風景」と呼ぶ。
・・・
「風景」について語ることに、もしくは語られた言説に触れるたび、ものすごい違和感をおぼえるのは、なぜだろうか。
違和感・・・もっと正確に言えば、写真を撮ることへの小さな齟齬感に近いもの。
すべてを切り出すことは不可能だ、というところから。
(つづく)