空を見る。

奄美ダイエーで見られる皆既日食の映像を全国の系列店舗に配信する、という企画があったようだ。
(http://www.daiei.co.jp/corporate/index.php/release/lists/detail/550/)
つまり、こういった天体の運動は、人々の認識のなかで均質化した空間、ダイエーの物流網の張りめぐらされた空間に「差異」をもたらす現象なのだな。
自然現象って社会的な影響の大きいものと小さいものがある。
日食のようなものは社会的な影響が小さく、しばしば「美しい」ものという範疇に入れられ、広告による動員の対象になるが、それに比べ、たとえばインフルエンザや地震のようなものは、何が違うのか。
1.特定の個人の受ける損失や打撃が違うのだろう。
2.向こうから襲ってくるか、こちらから目撃するか、違うのだろう。
誰もが潜在的に、強い刺激を求めている。
新しい商品、新名所、新しい清涼飲料、プール開き・・・消費者はこういったものに、どんどん乗っかっていく。

それは限られた時間のなかに非日常の幻影を生み、生きることの意味を照らし出してくれる、のかなぁ・・・?
・・・
さてと、時間です。インフルエンザの数理モデルの話を聴きにいきます。