「狩り」

試験があって、あいかわらず出来がわるくて、会場には5年生が大量にいて、タバコ部屋で話したら「就職市場であぶれていますー」みたいな近況報告が延々と続き、1人だけ「財務省にうかりますたー」みたいな話になって、打ちひしがれる・・・暇もなく上野〜秋葉原を物色。
好きなことだけ熱心にやって、嫌いなことはのらりくらり、そういう行動パターンを早く完成させたい。
「そうやっていやなことから逃げているのね」
やっぱね、もう20代になったら性格って変わんないよ。これでいいと思っているので、僕はニートタイプです。
買いたいものが大量にあって、高度成長期かよ!?という、贅沢な悩みなのか貧乏になるフラグなのか、わからない。

1. 猟銃
秋葉原から中央通りを北に上って末広町を少し過ぎた松坂屋の少し手前に、猟銃を売っている店があって、今日は珍しく客がいて、何やら店員と話し込んでいた。アウトドア(山登り、鷹狩り、渓流釣り)に関心があるが、経験がないので怖くてはじめる勇気がまだ出ない。
まぁ、危険な道をとらず、時機を見て、順番にはじめますわ。

2. 釣具
サンスイ」にて釣具を渉猟。
細かく言うと、釣りには「海:岸辺と漁船に分かれる」「川:渓流と大きな川に分かれる」「池」の3種類がある。
もっとも、道具選びの段になると、各漁場で最適な道具が異なるのでもっと細かい分類が必要になって、全ジャンル制覇しようとすると常人離れした財力と根気と時間が必要になるのだが。
いずれ本格的にやるとしたら、フライフィッシングが面白そうだ。
しかし、なんかな、釣りって面白そうなのに、完全におっさんの趣味なんだよなぁ。
もっとファッショナブルに遊びたいな・・・

3. モバイル端末
電車でDSやってる人が多いですな。ドラクエそんなに面白いのかなぁ・・・
Androidを搭載したドコモ電話が店にあって、形状・操作性ともにかなりiPhoneに近く、レベルが高かった。
画面は小さいけど、YouTubeがきちんと見られる。
(http://www.htc.com/jp/product/ht03a/overview.html)
いつか一般の人の持ち歩くデジタル機器が1つに集約されるような気がする。
携帯電話と携帯ネット端末とカメラと携帯音楽プレイヤーと携帯ゲーム機と携帯テレビとが全部一緒になるのは時間の問題なんだろうな。
残されていることは技術的な問題ではなく、操作性というかデザインの問題なんだよなぁ。
僕のいま使っているWillcomにしても、MediaPlayerとか入っているのだが、電話以外の機能はあまり使い勝手がよくないので、結局、昔ながらのWalkmanも持ち歩いている。
容量512MBでは曲数に限りがあるので、ネット経由で家のPCから曲を持ってこらんないかな・・・と思っている。
iPodがいいよ、という人は多いが、それにしてもデータをHDDに貯める以上、容量が有限であることは同じで、たとえば家のPCには音楽が150GB入っているのでそれが全部入るかというと現状そんな機種ないわけだから、状況の劇的変化は望めず、まぁ買わずにおこう、という感じ。
最後に、携帯デジタル機器の融合の歴史を、カンタンに振り返ってみる。
携帯電話とカメラは数年前から完全に一体化しており、携帯電話と携帯音楽プレイヤーの融合もソニー・エリクソンの機種がかなりいい線に達していた状態から、携帯電話と携帯音楽プレイヤーと携帯ネット端末の融合がiPhoneによって劇的に進み、次は、携帯ゲーム機(DS,PSPの複占状態)がこの流れにどうやって組み込まれるのかが見所となっている、と見ている。携帯テレビは、テレビコンテンツ自体が不振だから若干需要は少なめなんだろうなぁ。
このように、携帯デジタル機器の融合は進むだろうが、携帯アナログ機器はどうなのだろうか。
現状、僕の場合は、手帳や筆箱、ネタ帳は手書きのものを用意している。
ハードウェアによって思考が制約されることがないから、そのほうが自由な気がするのだ。
音楽の坂本龍一とかマンガの安部吉俊も前に似たようなこと書いていたなぁ、DTMだけとかAdobeだけっていうクリエイターはあぶないよって。

4. 果物
近頃、果実酒を作りはじめてから果物をよく買うようになったのだが、この時期の露地栽培のメロンって実は安くて美味いことに気づいた。
300円とか400円で大玉が買えて、みずみずしくて、とっても良い。
それに比べ、夕張メロンでは1玉その10倍くらいするのだが、どうしてこんな値段が付いているのだろうか?
需要側からのプライシング(ブランドイメージと希少性)なのか、供給側からのプライシング(温室栽培だから原価が高い)なのだろうか。
もう少し一般化して、農産物市場について、実証つかって、ちょっと上手に調べらんないかな。

5. 網焼きと蒸篭
網焼きを家で食いたい。蒸し料理を家で食いたい。
ここしばらく焼肉屋にはまっていたのだが、「鶯谷園」をはじめとして炭火で焼く店はガスの火で焼く店より圧倒的にうまい。
とはいえ、網焼きは1人でやると網や炭のムダが大きく材料費が嵩むため、たくさん人が集まったほうが効率的に焼くことができる。
蒸し料理については、そんなに材料費が変わるということはないが、調理の支度に手間がかかるので、一度に大量に作ったほうが労働の割にずいぶん効率的だ。
僕が道具を揃えて、今やっている映画鑑賞会と同じような仕方で、露地のようなところを使って、ネット経由で参加者を集めて「たくさん魚を仕入れたので○日に網焼きと蒸し料理やります!600円持ってきてください!」みたいなイベントが、来年度くらいから本郷あたりでできないだろうか。

6. 自動車
トヨタ傘下に収まった富士重工の「レガシィB4」が新しくなって、やっと試乗の予約を取ったので、この週末に行ってこようと思う。
水平対向エンジンの乗り心地・運転する感覚がどのようなもんか、体感してきたい。

7. サウンドスクリーン
誰か、サウンドスクリーンを体感しに行きませぬか?どんなものか、見ておきたい。
(http://www.avac.co.jp/akihabara_event8__2.html?post_success)

8. 家
「7.」のイベントのゲストについて調べたら筋金入りのオーディオマニアだった。
(http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/col/20061013/119223/)
何やら楽しそうな家だなぁ、と思ったら、普請の顛末が記事になっていた。
(http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/kaiteki/myhome/)
個人住宅を作るために、建築家と工務店をコンペで選ぶ、という発想は斬新だ。
建築家と工務店にとっては、たまったもんではないだろうけれど、建築や都市や土木の世界については、こういうのもアリだと思う。
質の低い新築住宅を無鉄砲に量産してスクラップ&ビルドを繰り返すより、構想の段階から丹念に事を運んで満足のゆく環境を整える、というのは、「定常型社会」的というか、何となく新しくて心地よいことのような気がする。
今の技術や学問の水準を見ても、構造物の耐久性やデザインについて、完成された理論など存在しないのだから、専門家に任せきりにするより、僕のような単なる「翻訳家志望」や「家事見習い」のような人でも、自分なりの考えを持っておいたほうがいい。

9. 折りたたみ自転車
街中や旅先で、すいすい走りたい。
小さな街なら、自転車を使うのが最適なスケールだったりする。

10. CEATEC
CEATECも楽しみだなぁ。北米でやっているCESとの比較があったら更に面白いかもなぁ。
昨年はめっちゃ混んでいて疲れたので、今年はゆっくり平日に出掛けたいな。
(http://www.stereosound.co.jp/hivi/detail/newsheadline_3548.html)

11. 首都圏の中学とか高校
男子校はまだしも、女子校は人格形成に困った影響があるだろう、という話を友人とすることがあって、首都圏ってなんで別学が多いんだろうか。
まぁ、私立学校では、競合が多くてブランドイメージに傷をつけちゃいけない状態になっていて、共学のほうが小さな問題が起きやすくて、管理が難しいから別学にしているのかな。
特に都内では、高い知的水準の学生が集まっていそうな共学って国立ばかりだねぇ。まぁ都の教育行政が失策して自滅した結果なのだろうけれど。
いちおうこれが、或る尺度から見たときのマッピング
(http://www.nichinoken.co.jp/schoolinfo/resultr4.htm)
他にも学校選びの視点はたくさんあるはずで、適当に近所の学校に行けばいいじゃん、みたいなわけにもいかないから、なかなか大変そうだ。

12. 消費社会の未来?
消費社会の終焉が叫ばれて久しい。
明日はおやすみなので、『ポスト消費社会のゆくえ』でも読もうかな。
ポスト消費社会のゆくえ (文春新書)