空を見ていた。

「君の表情からは熱意が伝わってこないんだよね」といわれ、あっさり終わった出版社。はい。
このごろ残酷でディープなネガティブ思考にはまっており、このままではやばいと思った。
午後から気分転換に友人に付き合ってもらって横浜へ向かい、美味しい水餃子を食い、いろいろ見て回った。
横浜スタジアム〜中華街〜山下公園〜大桟橋〜桜木町伊勢佐木町〜黄金町〜日の出町〜関内〜みなとみらい〜横浜駅と、ベイエリアの表と裏を、ぐるぐる見て歩く。
横浜の公園は、みんな芝生に腰掛けてのんびりしているのがいいね。
そこから数百メートル先の日の出町あたりには、今回移住を検討しているおおきな裏ぶれた歓楽街があり、きれいな小川があり、あのあたりの地価が安い理由がわかったが、それはそれで住むには良いのではないか。
官庁街からの距離といい、似たような立地なのに、中華街があの退廃につながらなかった理由は、なんだろう?
海があって、そこに真剣な人びとの日常生活があったから?それとも単純に、道をふさいでいた線路と踏切のせい?