鈴木亘『だまされないための年金・医療・介護入門―社会保障改革の正しい見方・考え方』

タイトルがおどろおどろしいが、「年金・医療・介護」という日本の社会保障に関して、現時点で最良の批判的入門書だと思う。
ラフなサマリーすらここに書かない、というのは僕の怠慢なのだが・・・これでも読んでください。
(http://d.hatena.ne.jp/jtsutsui/20090212)
年金に関して、1940年生まれは生まれた時点で+4850万円スタート、2000年生まれは-3260万円スタートというのは、あまりにもアンフェアだ。
制度設計がこんな杜撰で滞納しても罰則がないなら、滞納したほうが良いじゃん、ということになってしまう。