ゲームの規則
現代思想2008年8月号 特集=ゲーム理論 非合理な世界の合理性
都内某所で会社説明会etc.
小池徹平似のにいちゃんに「大学でゲーム理論やってます!」と笑顔で言ったら、「ゲーム脳」と勘違いされ、しどろもどろになる。
コンテンツ産業ではなく、がちがちの金融機関なのに・・・ぉぃ。
まぁ、そんなところからゲームに興味を持って、少し調べてみたのだが、韓国の「リネージュ」(MMORPGというの?)とか、かなーり面白いね。
ゲーム研究は深い。
(http://www.critiqueofgames.net/)
=○=
・ゲームと私。
自分のことを振り返ると、子供の頃にゲームをやった記憶があまりない。
今考えてその理由を説明すると、時間と金の投入量がやばいので敬遠していたんだろうな。
時間:地道なレベル上げ、みたいな作業がめんどくさかった。
金:「ミニ四駆」にせよ「ポケモンカード」にせよ、こづかい多い人が勝っちゃう。
とはいえ、『マリオカート』みたいなシンプルなアクションゲームや、『ザ・コンビニ』『シムシティ』のような、常に決断が必要とされる類のゲームは、一時期よくやったなぁ。
=○=
・「ゲーム」の定義。
ところで、「ゲーム」の定義とはなんだろう?
ルール、学習、ブラックボックス、意味・・・
そのあたりを仮説として立ててみると、こんなところに、論考が。
(http://www.critiqueofgames.net/data/index.php?%A5%B2%A1%BC%A5%E0%A4%CE%C4%EA%B5%C1%CF%C0)
ここでも面白い議論をやっている。
(http://www.4gamer.net/news/history/2006.06/20060612231536detail.html)
建築よりゲームデザインの時代なのかな。
(http://wiredvision.jp/blog/hamano/200709/200709271100.html)
あとは・・・広告代理店があれだけ騒いだのに、セカンドライフが流行しなかったのはなぜ?
「それはゲームではないから」という答えは、とりあえず、明快だ。
(http://wiredvision.jp/blog/hamano/200708/200708020101.html)

=○=
・ビギナーズ・ラック。
セイラー教授の行動経済学入門
「ビギナーズ・ラック」を活写する、というのは面白くないか?
たとえば、今から競馬のことをまったく知らない、しかしギャンブルの腕に覚えのある数人の仲間と、競馬場に行って、そこからはどんな情報を取ることも自由、いくら張ってもいい、最終レース終了後に得失を競う、という状況を作ったら、面白くないか?
むしろ、単なるテレビ番組としても面白いかもね。
新人アイドルが、どんな意思決定を見せるのか。
それを副音声のようなあれで、分析していく。
または、試合が終わった後に「なまあたたかい」批評が入る。みうらじゅん、とか。
サブカルっぽいのは、競馬と違うのかなぁ。
パチンコのような腕前・技能が勝敗に影響を与えるものと違って、他人のプレーの成績に賭ける競馬のようなゲームでは、大切なのは、見立て、それだけだから。
まぁ、やってごらんよ。
そういう鷹揚さも、ときには大事。
=○=
・日本近代政治史?
高校でたしかやったはずなのだが、全く聴いていなかったのでさっぱり。
昔使った教科書をひもといても圧縮率が高すぎて、原敬がどんな人なのか、それすらわからんので、だいぶ危機感が強い。
明治維新から現代まで。
政治家の名前がたくさん出てくるやつ。
できれば体系的なものを。分厚いぶんにはかまわない。