♪ 経験値上昇中☆

家でごろごろ吉行淳之介を読むのが大好きだ。

柳家喬太郎「猫久」「道灌」,桃月庵白酒「お見立て」「宗論」(2008.10.21, 湯島天神)
白酒は何度か見ているが、マクラから噺への切り替えを一言ですましてしまうので、毎度感心する。
だるい日には緑茶を飲みましょう。とりあえず徹夜明けでも司馬遼太郎は読める。
半年くらい放ったらかしにしていた『菜の花の沖』、明け方一気に読みました。
そしてそして、沈滞する1日が終わり。
内田隆三「<構造主義>以後の社会学的課題」(『思想』1980年10月676:48-70)を社情研7階の真っ暗な書庫から引っ張り出してきて、眠い目をこすりながら読む、が、理解できない。
果たして一体構造主義以降、哲学に進歩はあったのだろうか。
現象学なぞ未だに頑張っている人のことを嗤うのは、僕の流儀ではないけれど。
人の不勉強をなじるとやがて、自分も暮らしていけなくなるという矛盾。
そよ風の吹く経済学部の4階読書室。
こういったどうしようもない風景が、全て思い出になるんだろうな。
先日はじめて明大和泉キャンパスにお邪魔する機会があって、あのあたりで紡いだ鬱蒼たる記憶が未だ拭えずにいる自分に気づいた。
そしてそして、楽しみにしていた今日の落語。
下世話な話が多くて楽しかった、けど隣の人はぜんぜん笑ってなかった。
行く前も帰ってからもパズル解きに明け暮れる。
正答率が著しく低いので投げ出したくなる。
明日は万難排して池袋演芸場に行きたい。
(http://rakugo-kyokai.or.jp/Events.aspx?CAT=21&ID=2082)
・かぜ。

「普通の人はカゼひいても仕事があるんだよね。」
「じゃあ仕事ない人のこと何て言うの?」
「うーん、普通じゃない人かな。」

・「定住自立圏」?
どっかのんびりした港町で個人事務所開いてのんびり暮らしたいな。
季節を感じて生きていたい。
綺麗なおねいさんと港町に住んで、犬を連れて毎晩散歩したい。
ただ「定住自立圏」構想があまりにも実態のないアイディアでであることに愕然。
このままいくと、要するに俺は死ぬまでこういう官公庁の下請けをするのか・・・と思うと反吐が出そうになった。
いっそ公務員試験にプレゼンテーションの科目を入れたほうがいいのではないか。
(http://www.soumu.go.jp/menu_03/shingi_kenkyu/kenkyu/teizyu/pdf/080516_11.pdf)
友人で来年から某住宅公団で働く人から話を聞くと、日本じゅうの市街地で最も追い込まれているのは、北関東(群馬県の大田駅前にはイオンSCへ向かうバス停しかないらしい)、それから佐賀(福岡へ向かう人しかいないらしい)とのこと。

あの娘は今日も 夕暮れ族で・・・