夜中、窓の外から大きな音がして目を覚ましたら、外が明るくなっていて、カーテンを開けると人がいた。電気工事をやっていた。
電信柱の上のほうに括り付けられていた太い配線が、電気工事のためとぐろを巻くように飛び出していて、触ったらどうなるのだろう、と思いながら、眠りについた。