ススメ ススメ。

技術の進捗のスピードがどんなふうだったら、300年後の世界、テラフォーミングは実現しているのかな。
(http://love6.2ch.net/test/read.cgi/sf/1186999757/)
あ、2chはこれ使ったほうが見やすいかもね。
(http://janestyle.s11.xrea.com/)
こんなところを眺めていて、そういえば西暦21世紀9年目の5日目午前に突入したんだな、と。
とはいえ、思えばゲーム理論とか、分子生物学とか、進んでいるものはすすんでいるみたいだようわからんが

哲学の沈滞が叫ばれるようになってから既に久しい。哲学はたしかに混迷を続けている。だが、果して諸科学はどうであろうか?諸科学も、これまた、同様に低迷しているのではないか?
諸科学が、今世紀最初の三分の一世紀に収めた理論上の業績と、次の三分の一世紀のそれとを、試みに対比してみるがよい。相対性理論や量子物理学、精神分析学やゲシュタルト心理学、これらはいずれも第一期の成果に属する。条件反射理論、構造言語学デュルケーム学派の集団表象理論、ウェーバーの業績、ケインズの経済学、等々、想起するままに枚挙し、次の三分の一世紀に果して比肩しうべきものがあるか想ってみるがよい。総じて、二十世紀の中葉は、――なるほど、原子力の開発、"生命物質"の合成、等々、理論の技術化・実用化という点では一大進捗の時期であったにせよ――理論的想像力の低下した、"諸学の停滞期"であったことを覆えないであろう。
廣松渉『世界の共同主観的存在構造』講談社(講談社現代文庫),1991,p.14

今年の読書。
本棚もととのったのでいい感じ。
昨年前半までのようにやたらと手を広げてひっちゃかめっちゃかになるのではなく、一冊ずつ、経験として収めていくようなやり方で丁寧に読んでいきたい。
同時にここに紹介するものも、実際に読んだもの中心に変えようと思う。
今までここは自分のための買い物カゴに使ってきた面もあるので・・・