そんなの関係ねぇ!

そんな気分になった、ふゆのよる。
空気読めない人間で悪かったね。
すべて自分にはかかわりのないことだ。
が、これを窮屈と感じる種類の人間はメリトクラシーに逃げ込んでいく、という構造は変わらないのだろう。

「僕はかまわない。それより、このあたりの上をヘリコプターで飛んで、見下ろしてみたら面白いね。屋根が邪魔だけど、それは無いことにしてさ。いまごろの時刻は、ほとんどの部屋に1人の男と1人の女が並んで寝ているわけだ。この狭い地域が狭い部屋でいっぱいに仕切られて、その一齣ごとにかならず男女が一組寝ているという風景。1人でも3人でもない、かならず男と女が1人ずつ・・・・・・なんだか、なさけないような、滑稽なような気持にならないかな。」(吉行淳之介『原色の街』)

ただ、いくらなんでも「ぱすてるチャイム」まで堕ちることはない。
それくらいはわかっている。
わかってはいるのだ。

自由論

自由論

読書会に呼んでもらった。
こっちは楽しかった。