もうなんか疲れちゃったな。


=○=


なんて書くと、生きてんのかどうなのかわからないね。
大丈夫、そういう感情はぜんぶ世田谷に置いてきた。
自分の部屋の中にひとりでいて虚脱感に襲われることが、転居してから全くない。
毎日にやにや、にやにやして、人を傷つけて、そんなふうに完結した日々が続いている。
これが決め手となって、この山の手に住民票を移すことにした。
自分にはどれくらいの市場価値があるのか・・・なんて。
大手町なり本郷なり霞ヶ関なり汐留なり、そういう街で自分の居場所を見つけられるだろうか。
そんなこと計算してみるのも、ここでは可能だ。

いっぽう読むものがたくさんあったし、またいたって健康で、愉しめるものがたくさんあった。銀行経営や信用、投資証券などの本を1ダースばかり買った。赤や金色の本は、造幣局からできてきたばかりの新しい紙幣のように、本棚に並んでいた。(Scott Fitzgerald"THE GREAT GATSBY")

兎に角東京に踏みとどまる以外に自分には生きていく道がない。
自動車も結婚も子供も持ち家もいらない。
東京の街に住み続けたい。
もう遅すぎる、ということはない、と信じたい。


=○=


今週は盛りだくさん。
役人はんから話を聴いて、その後よこはま飲み会、など。
最後には、小さな灰の山が残るだけなんだろうね。

市場を創る―バザールからネット取引まで (叢書“制度を考える

市場を創る―バザールからネット取引まで (叢書“制度を考える") (叢書“制度を考える”)

統計学を拓いた異才たち―経験則から科学へ進展した一世紀

統計学を拓いた異才たち―経験則から科学へ進展した一世紀

実家のそばの図書館で読書のまねごとをした。
ここの珈琲はなかなか美味しい。
しかし、こんなの読むのは10代までにするつもりだった。
夢見がちな本読み少年では、もはや、仕方ない。