2007-10-15 放擲、そして時の流れの穏やかさに気づく。 浜離宮へ。 ある友人に一緒に行ってもらって、憑かれたように歩き回った。 芝公園、浜松町、汐留、六本木、麻布十番… ずいぶん焦っている。 城南の秋の風は颯爽と街を通り抜けていく。 かもめ… 金木犀の強い香りがあたり一面に漂っていた。 =○= 流れる時を捕まえるために焦る必要はないはずだった。 そう諭してくれたのは、水辺と今日の彼だった。 自分は砂時計の幻影から今度こそ解放されるだろうか…