記号化と音

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うまく言えないのだが、無限論と音・言語には、とても深い関係があると思う。
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電子音楽が好きなのだが全部おなじに聴こえてしまう。
たぶんそれは、音の組み合わせという、不加算無限のものを加算無限にして、さらに有限にしたから。
その辺にあるものを鳴らしたり歌ったりすることと、音楽のちがい。
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「音を出すこと」を12平均律で厳密に定義した。
ド・レ・ミ...
これによって倍音がつくれるようになり、和音ができてコード進行ができて、音の組み合わせに規則性をもたせることができるようになった。
言語は、音・単語・文法という3層からなっている。
音から「いろはにほへと」へ:不加算無限→加算無限
「いろはにほへと」から単語へ:加算無限→加算無限
単語から文法へ:加算無限→有限
規則性ができると多様性がへる。
たとえば日本語による韻文・散文が「い」「ろ」「は」...という音の組み合わせとして生まれる加算無限な単語を文法によってもっかい組み合わせてできる文の組み合わせ...。