電気羊の夢みる時間。

華麗なるヴェルサイユ宮殿を竣工当時のまま再現・・・したものが中東か中国にできたら、ばかばかしくて行ってみたい。

ちょっとライトノベルみたいな設定を作ってみると・・・

話なんてぜんぜん通じない。

物心ついた頃からずっと、アンドロイドに囲まれて育った。
人間の形をした筋肉のような奴と、人間の形をした貯金箱のような奴と、人間の形をした録音再生装置のような奴と、人間の形をした暴力装置のような奴と、人間の形をしたおっぱいのような奴と、いろいろなアンドロイドに囲まれていたけどかなり孤独だった。

さみしそうに人もまばらな市街地をうろついてる高校生男子とか見ると、今でもなんか応援したくなる。
地方在住の、夕暮れの代ゼミの屋上でひとりJPS吸ってるような子。
すごいエッチな漫画月刊誌とか読んでてSMとかスカトロとかやたら詳しくて、JPSこれがジャンポールサルトルか、とか言ってる。
予備校はぜんぶ通信講座だから講師なんてひとりもいなくて、アンドロイドたちがビデオの前に静かに座って、情報をゆっくりとメモリーカードに書き込んでいる。
その屋上には当時は柵がなくて、晴れた日は海まで見渡せた。
屋上に入るためだけに会員登録していたのだけれど、2年のとき浪人生の女の子が飛び降りて、閉鎖された。これは単なる噂話。

黒沢清アカルイミライ
岩井俊二リリィ・シュシュのすべて』
塩田明彦『害虫』
ヴィターリー・カネフスキー『動くな、死ね、蘇れ』

当時のレンタル屋のレシートを見たら、こんな題名が出てきた。
フィッシュマンズのうたとかキリンジのうたとか『ヨコハマ買い出し紀行』ってまんがとか岡崎京子のまんがとかジョージ朝倉のまんがとか山本直樹のまんがとか空気公団のうたとかP.K.ディックのSF小説とかJ.G.バラードSF小説とか好き。

とか、とかね。
このキャラが何をするか、次はそれを考えてみる。