逃した魚とか


1. 鎌倉市街をほぼ全域踏破してみてわかったこと。
言葉にしたら当たり前なのだが。
「歴史」とは、ほんとに少数の者によって動いている。
しかし、今まで「歴史」とはみなされていなかったところにも、現在に通じる過去の痕跡はある。

2. パチンコをやる人の心理的なメカニズムがわかった気がする。
酒場で経済談義をするおっさんも似ている。
つまり、これらの行動には貨幣というフェティッシュに対する信仰が背景にある。
貨幣という、平時の世界では無敵の力をもち、しかも数であらわせるものについて、増えるとか減るとかいった話に加わることは、「私」が「世界」の中に存在しているという実感をもつのに、とても役立つ。

3. 横浜の海辺でとってもたのしい時間。
至高と究極、ってああいうものなんだなぁ。と思う・・・そんな自分は、たぶん中流

4. 斜め上への視線について。
身近な誰かの、誰かに対する劣等感をまじまじと見てしまったときは何だか申し訳ないような気持ちになるが、今どき劣等感のひとつも持ってないやつは、逆にかなり鈍感だろう。
たとえば、自分にもっと高い身体能力があればなぁ・・・とか。
そういった他愛ない願望を、少しずつかなえていくのが、きっと小さな幸せの秘訣。やさしい雨が降ってます。