Creep


・相変わらず芸大図書館にいる。
・好きな喫茶店が4月末で2つしまる。消え去るものたち。いつもの角の席。
・現実からの逃げ場。他にどこにも居場所のない人のあつまる場所。やさしくて趣味のいいおねえさん先生のいる図書室のような。先生の作ってくれたアップルパイが、とびきりおいしかったのです。
・フランスから来た友人Lとカレーを作って食ってしゃべって映画を見る。機材が小さいのでままごとみたい。ワールドカップはパリではなく東京で見ることに。
・絶望とは、世界に対する一切の信頼が失われた状態のこと。自分を拒絶するものとしての世界にとりかこまれること。
・癒しとか安らぎって、生身の人間に求めるものじゃないと思うんだ。なんというか、相互現象だから。
・たとえば、「愛」の幻影をさがして、藤堂志津子を読んだりするのです。
・感性と理性のあいだにある何か。それが人をうごかしている。