BLUE VELVET

日曜の午後。
「森ガール」を探して、東京中をさまよった。というわけではないがチャリで結構うごきまわった。
午後1時の永田町・霞ヶ関。「小泉チルドレン」のような「森ガール」を探すも皆無。
閑散としていて車道が異様に広くて、警官がいっぱいで、やっぱりあの辺は馴染めない。
最高裁判所の建築様式が未だに謎。廃墟や城跡をイメージしたのだろうか?
午後2時の六本木・乃木坂。「森ビル」周辺で「森ガール」を探すも皆無。
新美術館の裏路地で白のアストンマーチンを発見。しかもDBS。あぁ格好いいなぁ。
午後3時の明治神宮・代々木公園。「森ガール」が野外で読書したりデートしたり犬の散歩したりしていた。
〜ここら辺で興味がなくなる。
午後4時の竹下通り。人多すぎ。
午後5時の渋谷。寒かったので神南とタワーレコードでぶらぶら。
「エグザイル」という流行現象についてひとしきり考えるも、答えは出ず。
ベッキー」という流行現象については、答えが出た。あれは、気疲れ連盟だね。
コーチのバッグとかつけてる人は、きっと物凄く気疲れしてんだろうな。「めちゃモテ」の耐えられない徒労感。
自分の趣味がわからないまま人に合わせるのって、振り回されているようで疲れるもの。
優等生的に生きているとわかんないけど、世の中、かなり身勝手に振舞っても一線を越えなければ、意外と大丈夫だったりする。
その「一線」を読むことに意識を集中するほうが、たぶん、気疲れは少なくてすむ。
〜ここら辺で眠くなる。
青いベルベットの服は無かった。茶色いブーツも高くて買えず。
雑誌を読んでいたら、部屋着として「縦じまの入ったレギンスと豹柄のショートパンツ」が紹介されていて、素晴らしすぎて反則と思った。
午後11時の原宿・表参道・キャットストリート。は初めてで、閑散とした小路が昼間と違っておもしろかった。
深夜になると、黒いそろいの服をまとった兄ちゃんたちがマックの前でたむろしていて、それしか人がいない。