「見わたすこと」と「見蕩れること」

周縁を取り込むことによって、中心が発生する。
地理的な話題に限らず、何か大きな出来事が他所に伝染する、台風のようなイメージで記述される現象すべてについて。
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周縁に対する興味が薄れてきたことと同時に、あんま社会的なこと現実的なことに関心がなくなってきたのだな、としみじみおもう。
社会性とか、パワーバランスとか、けっこう考えてきたけど、なんかもう、浮世のあれこれは完全に面倒になってる。
関心が社会学よりから哲学よりへうつった。
大量の情報を処理することより、素朴な認識を一つひとつたのしんでいきたい。
他人様からはひどく無意味に見えても、俺なんてそんなものか、と同時に、まぁそんなものでもありか、と思う。