アラン・ソーカル, ジャン・ブリクモン『「知」の欺瞞―ポストモダン思想における科学の濫用』

「知」の欺瞞―ポストモダン思想における科学の濫用

「知」の欺瞞―ポストモダン思想における科学の濫用

知らなければよかったことって、いっぱいあるんだよ。
僕はこういう「現代思想」なるものに巻き込まれて、数年間または一生を無駄にしてしまいました。

もし現実の問題を取り扱うのがあまりに難しいと本当に感じるならば、いいでしょう、それを避けて通る方法はいくらでもあります。1つの方法は、カモ撃ちにでもでかけることです。これなら、何も考えないでいい。もう1つの方法は、いかなる現実からも隔絶していて、あるがままの世界とかかわらないで済むように諸君を守ってくれる学問的なカルトに参加することです。そんなのがたくさん、左翼のも含めて、たくさん現在進行中です。(N.Chomsky"Keeping the Rabble in Line",1994)

文学は恐ろしい。
たとえば、文学研究を続けると、こういう知的レベルに到達できますよっていう、悲惨な事例がごろごろある。
(http://d.hatena.ne.jp/rento/)
(http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20070731)