「天才理系美少女」と破滅に向かって・・・

♪ 紅 / X JAPAN
(http://www.youtube.com/watch?v=bGbMl3VEoT4)
どっか内定くれないかな。
今から就職受け付けしてくれるところって、「マクドナルド」「吉野家」「サイゼリヤ」以外どこかあるのだろうか?
日比谷の農協も、日本橋の銀行も、丸の内の不動産も、名古屋の鉄道も、赤坂の石油開発も、全部落ちてしまったようなので、何とも心許ない・・・
ここから先は更に道が狭くなるので、虚心坦懐に「ビジネス文書の書き方」を勉強しております。
お辞儀の角度も、ときには大切。もう「座右の銘は『自己本位』です」なんて二度と書くまい・・・
何が悪かったのだろう?冷静な分析はさておき・・・
コンガ叩きまくりたい。
♪ Marquee Moon / Television
円城塔」とか「三島由紀夫」とか「綾辻行人」とか「朝日奈央」とか、ローティーン女の子ファッション誌っぽいものを近ごろ読みすぎたのが体に障ったのだろうか?
てか、「あさひちゃん」滅茶苦茶かわいくないですか?やわらかそう。
(http://www.visionfactory.jp/artist/asahi/index.html)
これからはローティーン女の子ファッション誌の読者モデルオーディションの時代がくるよ!
(http://www.lbweb.jp/special/audition/ichiran.html)
宮崎あおい」「堀北真希」「相武紗季」「夏帆」「北乃きい」「多部未華子」の次に、絶対に流行すると思う。
こういうキャラって、つまり、からっとした明るさがあって、お茶目で愛嬌があって、ゴーイングマイ・ウェイで、歳の割にすごく垢抜けていて、抜群にお洒落なキャラクターって、この年代にはいないと思うのだ。
昔はいたのだろうか?挙げるとすれば、昔の吉川ひなのあたりか。田中美保よりはパンクな雰囲気。
しかし、下手をしたら、山田優沢尻エリカみたいになってしまうのだろうか?
♪ Once In A Lifetime / Talking Heads
少し話が外れるのだが、なんかね、「天才理系美少女」みたいなのに憧れる。
「あさひちゃん」みたいな外見とキャラクターで、小学生なのに『SFマガジン』とか"SCIENTIFIC AMERICAN"とか読んで、自宅のガレージ改造して人を集めて、パンクを聴きながら坂本龍一みたいなテクノやって、家の中で化学実験している天才理系美少女の、宇宙の成り立ちと深海生物の謎、軍用犬を乗せた人工衛星が軌道をはずれて等速直線運動で地球から遠ざかってゆくありさまについて語るときの眼の輝きにまぁ「美少女」限定なのだが憧れる。リサ・ランドールみたいな。
そういう子って、高校生とか大学生くらいになったら、毎号"SCIENCE"とか"NATURE"を読むようになるんだろうな。
(http://www.youtube.com/watch?v=Kx7uSgtibQw)
間違っても、『日経新聞』とか"ECONOMIST"とか『新建築』とか『美術手帖』を読むような、オタクで低脳な人間にはならないでほしい。
でもたとえば東京に、「天才理系美少女」って何人くらいいるのだろう?
少なくとも「自然科学の街」みたいなものは存在しないよね。大岡山?中野?そうでもないよな・・・
もっと小規模に「サロン」のレベルならあるのだろうか?
ありそうだな、中央線方面にありそうだな。東急線は違うだろうな。
TXはまだかな?新宿高校とかそういうの多そうだな・・・
牛込か小石川あたりに割と立派な一軒家がほしいなぁ・・・このままでは一生ムリだなぁ。
閑話休題
「天才理系美少女」があまりにも少ない原因について、社会学っぽく考えてみよう。
明治以降の近代化の過程で、国民文化の編成がキャッチアップ的に行われたため、朝日〜岩波〜帝大法科・文科のラインがテクノクラートの主流派として君臨することになり、そこが「ハイカルチャー」として認められるに至ったから?
そして、それ以外の文化が「サブカルチャー」として全部同列に扱われて、文化を享受する層のヴォリュームゾーンを狙ったら余りハイブロウなことは出来ず、サブカルチャーは結果的にマンガとその周辺に収斂*1し、日本の知的状況なり「論壇」なり「マスメディア」なり、そういうものは、現在の布置をとるに至った、ということかな。
しかし、その構造は既に古いよね。
僕が雑誌編集者になったら、「部活・サークルのマネージャー」「企業・役所の受付嬢」のグラビアとインタビューを毎号掲載したいなぁ。
特に後者、広告としても潜在ニーズがあるんじゃないかな?
あと「天才理系美少女」もあらゆる手段を使って捜したいね。
森博嗣すべてがFになる』とか、たしか、ほんのりそんな香りがした。
はぁ、仕事探しがうまくいかない。
自分の場合、「理科」の素養ないからなぁ、「女の子」の素養もないからなぁ、「アート」の素養もないからなぁ、「スポーツ」の素養もないからなぁ、「ギャンブル」の素養もないからなぁ・・・こんなんで社会人になれるのだろうか。
ただ、『nicola』も『Hana★chu→』も『ピチレモン』も『ラブベリー』も、職探しの過程ではじめて読んだ、ら、とても面白かった。
各紙面によって濃淡あるのだが、やっぱりローティーン誌ならではの特徴は、「モテ」をあまり意識せずに、「なりたいわたし」のために色々お洒落する、というところだろう。
まぁ、同年代の男子から見たら、「女子はすげーなー」という感慨をもってしまうのだろう。
「……ネットは広大だわ」というほかないね。

*1:無論「サブカル」は「オタク」と同じく、アニメに限らず日本の様々な文化の総称であり、その多様性を否定するものではない。とはいえ、先日「オタク」のマッピングをやったら、「コミック」を中心に「インドア(書物)−アウトドア(街)」軸と「自己陶酔−コミュニティ形成」軸に、割とあっさりまとめられて、面白かった。