Erik Satie " Gymnopedie 1 "

論理を追うのが鬱陶しくなる日がたまにある。どんな本も手に馴染まない。
昔々に記された言葉を跡づける・・・毎日そんな生活をしていると、こんな日には、何をしたらいいのかわからない。
散らかっていく思考と、同じように散らかっていく自らの生活空間。
慣れ親しんだアルゴリズムに乗っかって、簡単な反復運動をするべきなのだろう。
餃子をたくさん作ったり、水泳をしたり、包丁を研いだり、靴を磨いたり・・・
ああ。こうやって並べると、もうそれだけで嫌になってしまった。
複雑な機構・・・小刻みに震える腕・・・耐えられない。
「妖精」という文字を、小さな文字で紙いっぱいに書きつけてみる。
あるいは、1枚の絵を眺めたらどうだろう。これはアルゴリスティックではない。
短い言葉。パスカル小林秀雄

しかし、そもそも「アルゴリズム」って、こういう使い方で合っているのかな?
言葉の使い方・・・後で考える。