ムーンライト伝説 / DALI

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薄暗い台所で水道の蛇口をひねると真っ黒い虫が行列になって流れ出してきて、下のほうからゆっくりと這い上がってくる。
・・・こんな悪夢の中から飛び起きたら、午前5時だった。

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法学部に行った女の子に電車でばったり会う。
昔の笑い話、通学に使っていた満員電車で吊り革もないため偶然つかんでしまった広告(綾瀬はるかのやつ・・・)を持ち帰ってしまった件について話したら、有罪か無罪か真剣に考えてくれて、ありがたいというか何と言うか、微笑ましかった。

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・「東京」再論。

(http://www.realtokyo.co.jp/docs/ja/column/garden/bn/dialogue_003/)
東京は地元です、ってどんなに楽だったろうか、と思うことは常にあって。
コーネリアスの記事を読んでも、それは同じ。
現時点では明らかに東京がいちばんintimateな街なんだけど、それでも「地元」とは言えなくて。
そう言う権利がないと思うから。
かといって、東京では絶対に見えないものを見てきたという感覚は、あまりにも薄くて。
昔のことを思い出すのは、空虚、ばかりだ。
台風の前の日、カントみたいな顔した教師に追い出されて逃げていったお城の公園で本読んでいたら、マラソンの授業をしている学校の人たち、真っ赤な体操着の男女、にまた見つかって、仕方ないから石垣の裏手に隠れて、そこから何キロか先の、ここなら誰も来ないだろう、海辺の公園で、仕事さぼっているタクシーの運転手さんの身の上話を聞いたときの、薄ら寒かったこととか、頭が痛くなったこととか。
万国旗のひるがえる東京の街。
さまざまな素晴らしい施設や催し物。
(http://www.institut.jp/services/cinema.php)
(http://www.h4.dion.ne.jp/~wsdsck/contents/persepolis.html#perse)
(http://www.institut.jp/agenda/festival.php?fest_id=44)
しかし、私がここで最初から有閑階級になることは無理で、まずは最下層から、自己労働によってこの街に生活の基盤を築かねばならんのだ。
ここにいる誰もが辿ってきた道を、何十周も遅れて、大急ぎで。
ひとつずつ順番に、「人生ゲーム」のように。
今は空っぽの風船に、いろんなものを次々乗せて/ぶら下げていって。
それが「希望」であるように。

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sonar
突発的に「sonar」行ってこようかな。
(http://www.sonar.es/portal/eng/home.cfm)
新しいアルバイトに応募したのだが、これに漏れてしまったら本当に貯金が尽きてしまう、というのは、公然の秘密として。
でもこういうのは、女の子といったほうが楽しいんだよな。
公然の秘密として。

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友人のライブが面白かった。
つかみがとても良くなっている、という印象。

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ユジノサハリンスク
スキー場があるみたいだ。石油に沸く町。どうなんだろう。
(http://kazuhisaiwamoto.blog.ocn.ne.jp/kamchatka/2008/05/post_6dbf.html)